年初めにあたって
こんにちは、神谷です。
先日、ある営業から
うれしい報告を受けました。
私が関わった広告に多くの方が
応募していただけたというものです。
制作担当の私としては、まずは一安心。
しかし次には
「さて、ここから採用に至るか」
そしていずれは
「採用された方が
安心して勤め続けられるか」
という想いが浮かびます。
というのも、私自身
求人広告に携わる者であるという以前に
「勤め続けられなかった」
経験がある人だったからです。
私はいわゆる氷河期世代。
能力があっても
安定した仕事に就けなかった
同世代がたくさんいる中で、
正社員として今の会社で
10年以上勤務できていることには、
運の要素も強いと正直感じています。
当社に就職するまでは、
リーマンショックの影響や
仕事と自分とのアンマッチなどの理由で
私は転職を繰り返していました。
いちユーザーとして、
「なぜ求人広告にこの一言を
そえてはくれなかったのだろう」
と思ったこともあります。
景気やコロナ、今回の震災など
私にできることと言えば
少額の募金や献血くらいで、
本当にたいしたことはできないな……と
思うことはますます多いです。
自身の仕事である
お仕事の情報提供についても
微力だなぁと思うことは多いですが、
少なくともここでは
私は現場に立つことができています。
かつての私のような人を
1人でも減らせるように、
できることをせねばと思う年初めです。